法律華語とは

法律華語とは

日本において、「リーガルイングリッシュ(法律英語)」という言葉がある。いわゆる、一般英語と異なり、法律の場面において使用される専用性が高い英語を指すものである。

最近では、「リーガルイングリッシュ」のみならず、「リーガルチャイニーズ(法律中国語)」という言葉も見かけるようになってきている。これは、主に中国の法律の場面において使用される一般中国語とは異なる中国語を指すものである。

しかし、この「リーガルチャイニーズ」には、同じように中国語を使用する香港や、シンガポール、台湾等における法律は含まれていないことがほとんどである。

もちろん、同じように中国語を使用するといっても、台湾で使用されているものは、例えば簡体字と繁体字、用法等において異なっており、主に台湾で使用される中国語は、「台湾華語」とも呼ばれている。

ここでは、主に台湾の法律場面において使用される「法律華語(リーガルタイワニーズ)」の基礎情報等を記載する。