講演著作権許諾契約雛形(日本語版)
台湾知的財産局が提供する「演講著作權授權契約範例」の日本語版になります。原文(中国語)は台湾知的財産局のホームページをご確認ください。
講演著作権許諾契約雛形(日本語版)
契約人である講演者〇〇(著作財産権者、以下「甲」という)及び〇〇(被許諾人、以下「乙」という)は、講演により発生する著作物の許諾に関し、双方は、以下の協議内容に同意する。
第1条 定義
本契約の講演とは、2人以上の公衆に対し正式かつ、組織による演説行為で、演説の内容が、著作権法による保護を受ける言語の著作物を指す。
第2条 許諾の目的物
(一)甲の以下の時間、場所による講演の言語の著作物。
時間:○○年○○月○○日
場所:
テーマ:
(二)前項演説の講義、パワーポイント、その他参考資料の性質の著作物。
第3条 許諾範囲
甲は、乙の非営利の状況における、以下の利用に関し許諾する。
(一)乙は、講演中の全ての録音、録画、並びに筆録、撮影をできる。
(二)前項の録音、録画において、録音、録画、筆録またはデジタル化の方法を以て複製できる。
(三)乙の従業員、学生、教師は、乙が指定の教学の場所において上述講演の録画を放送できる。
(四)乙は、発行の刊行物において当該複製物または編集物の複製、編集並びに頒布ができる。
(五)乙は、イントラネット上で公衆送信できる。
(六)乙の従業員、学生または教師は内部講演にて公開口述できる。
(七)乙の従業員、学生、または教師は乙が指定のラジオ局テレビ局にて公開放送できる。
第4条 許諾期間
許諾期間は契約成立日から、〇〇〇〇年○○月○○日までとする。
第5条 許諾費用
□甲案:許諾費用は、無償とする。
□乙案:許諾費用は、総額○○○○新台湾ドルとする。
□丙案:許諾費用は、甲が取得した講演報酬を、本案著作権の許諾費用とする。
第6条 権利保証
一、甲は、本契約の授権の目的物は、他人の著作権またはその他権利を侵害しないことを保証し、仮に侵害した場合は甲は法律上の責任を追う。
二、乙は、許諾された目的物を利用に際して、第三者が他人の著作物を侵害またはその他権利に関しての申立があったときは、甲は乙のために必要な協力をしなければならず、乙がそれによって損害を受けたときは、甲は損害賠償の責任を負う。
第7条 再許諾の禁止
甲の書面による同意を得た場合を除き、乙またはその従業員、学生、教師は、第三者へ利用の再許諾をすることはできない。
第8条 契約解釈
一、本契約に未規定の事項は、著作権法及びその他法令の定めによるものとする。
二、本契約は中華民国の法律解釈によるものとする。
三、本契約の一部が無効になった場合も、他の部分の効力には影響を生じない。
第9条 契約変更
本契約の内容は、双方書面による同意を得なければ変更できない。
第10条 管轄裁判所
本契約の訴訟に関し、双方は○○地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とすることに同意する。
第11條 契約原本
本契約は2部作成し、各自1部を保管する。
甲(著作権者):
代表者:
会社統一番号:
住所:
電話:
乙(被許諾者):
代表者:
会社統一番号:住所:
電話:
中華民国〇〇〇〇年〇〇月〇〇日
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(以下、台湾知的財産局提供の「中国語原文」)
「演講著作權授權契約範例」
立契約人演講人○○○(即著作財產權人,以下稱甲方)及○○○(被授權人,以下稱乙方),就演講所生著作之授權事宜,雙方同意協議如下:
第一條 定義
本契約所稱之演講,係指對二人以上之公眾所進行正式、有組織之演說行為,而其演說之內容,屬著作權法保護之語文著作。
第二條 授權標的
(一)甲方在下列時間、地點演講之語文著作。
時間:○○年○○月○○日
地點:
講題:
(二)前項演講之講義、簡報或其他參考資料性質之著作。
第三條 授權範圍
甲方授權乙方在非營利之情況下,作下列之利用:
(一)乙方得於演講進行中全程錄音、錄影,並得筆錄、攝影。
(二)就前項之錄音、錄影,得以錄音、錄影、筆錄或數位化等方法重製。
(三)乙方之受雇人、學生或教師得於乙方所指定之教學場所播放上述演講之錄影。
(四)乙方得在其發行之刊物內予以重製、編輯並散布該重製物或編輯物。
(五)乙方得在內部網路上公開傳輸。
(六)乙方之受雇人、學生或教師得於內部演講中公開口述。
(七)乙方之受雇人、學生或教師得於乙方指定之電台或電視台公開播送。
第四條 授權期間
自立約日起,至○○年○○月○○日止。
第五條 授權費用
□甲案:授權免費使用。
□乙案:授權費用總額新台幣○○○○元整。
□丙案:甲方所領取之演講報酬,即為本案著作之授權費用。
(註:由當事人依事實情況自行約定)
第六條 權利擔保
一、甲方擔保本約授權標的,並無侵害他人著作權或其他權利之情事。否則,由甲方自負法律上責任。
二、乙方如因利用授權標的,致遭第三人主張涉及侵害他人著作權或其他權利時,甲方應出面協助乙方為必要之處理,乙方如因此遭受損害者,甲方應負賠償之責。
第七條 再授權之禁止
未經甲方書面同意,乙方或其受雇人、學生、教師均不得再授權第三人利用。
第八條 契約解釋
一、本約未盡事宜,依著作權法及其他相關法令定之。
二、本約應依中華民國之法律解釋。
三、本約之任一部分縱經解釋認定為無效,不影響其他部分之效力。
第九條 契約變更
本約之內容,非經雙方書面合意不得變更。
第十條 合意管轄
本約涉訟時,雙方同意以○○地方法院為第一審管轄法院。
第十一條 契約原本
本約一式二份,由雙方各執一份為憑。
甲方(即著作財產權人):
身分證字號:
戶籍所在地:
電話:
乙方(即被授權人):
代表人:
營利事業統一編號:
地址:
電話:
中華民國年月日