著作権譲渡契約雛形(日本語版)

台湾知的財産局が提供する「著作財產權讓與契約範例」の日本語版になります。

著作権譲渡契約雛形(日本語版)


契約人○○○(著作権譲渡人、以下「甲」という)と○○○(譲受人、以下「乙」という)は、甲は本契約の目的の著作財産権を乙に譲渡することに、双方同意したため本契約を締結し、以下の規定を共同で遵守することを約束する。


第1条 (譲渡の目的物)

甲は所有の○○○(以下「本著作物」という)の著作権を乙に譲渡する。

第2条 (報酬の交付)

乙は甲に○○○新台湾ドルを支払うものとする。

第3条 (不利益行為の禁止)

甲は本契約成立後、本著作物の全部または一部を自分でまたは他人に委託して印刷販売、またはタイトルを変更して発行または編集印刷、その他乙の販売行為にとって不利益になる行為をしてはならない。

第4条 (瑕疵担保及び訴訟協力義務)

1.甲は本著作物譲渡の著作権の権利を担保する。甲は本著作物の内容が他人の権利または著作物を不法に侵害じていないことを担保する。甲が本条の担保の事項に違反し、乙が損害を受けたときは、乙は随時本契約を解除できるとともに甲に損害賠償を請求できる。

2.乙は本契約の目的物が第三者に著作権侵害及びその他関連の権利について申立があったときは、甲に書面を以て直ちに通知しなければならないとともに、甲は協力して解決する義務を負う。最終的に裁判所にて判決が確定または甲が和解し、乙は当該第三者に賠償するときは、甲は乙の被った一切の損害について賠償しなければならない(第三者への賠償、弁護士費用等を含むが、これらに限らない)。

第5条 (損害賠償)

当事者は本契約の各項に違反する事実があるときは、一方当事者にそれによって受けた損害を賠償しなければならない。

第6条 (契約の補充解釈)

本契約に未規定の事柄または不明の箇所は、著作権法及びその他関連法令の定めに基づくものとする。

第7条 (争議の解決と管轄裁判所)

1.甲乙双方は、本契約に関する一切の紛争に対し、信義則に基づいてこれを解決することに同意する。

2.訴訟の必要があるときは、双方は○○地方裁判所を第一審の専属裁判所とすることに同意する。

第8条 (契約の作成と修正)

1.本契約は2部作成し、各自1部を保管する。

2. 本契約において修正があるときは、双方協議の上で書面を以て行い、本契約に付け加え、本契約の一部とする。



契約人

甲:○○○

国民身分証統一番号:

住所:

乙:国民身分証統一番号

統一編號:

国民身分証統一番号:

住所:




中華民国○○年○○月○○日