第2章 法令における漢字使用の基準 / 第二章 法令中漢字使用之基準
Chapter 2 / 第二章 — Legal Japanese Textbook
第2章 法令における漢字使用の基準
第二章 法令中漢字使用之基準
日本語
この基準は、法令の表記に使用できる漢字の種類と、漢字・ひらがな・カタカナの使い分けを定めたもの。法令文書において、どの語を漢字で書き、どの語をひらがなで書くかのルールを体系的に学ぶ。
中文
此基準規定法令表記中可使用漢字之種類,及漢字・平假名・片假名之使用區分。系統學習法令文書中哪些語詞以漢字書寫、哪些以平假名書寫之規則。
2-1 漢字使用の4つのルール
2-1 漢字使用之4項規則
| # | 日本語説明 | 中文說明 |
|---|---|---|
| ① | 使える漢字は「常用漢字表」(平成22年内閣告示第2号)に基づく漢字に限る。 | 可使用之漢字限於「常用漢字表」(平成22年内閣告示第2號)所列之漢字。 |
| ② | 常用漢字表にない漢字を使わないと意味がわからない専門用語・固有名詞は、その漢字を使ってよい。 | 常用漢字表以外之漢字,若不使用則無法理解意義之專門用語・固有名詞,可使用該漢字。 |
| ③ | 副詞(ふくし)や連体詞(れんたいし)は漢字で書く。 | 副詞與連體詞以漢字書寫。 |
| ④ | 接続詞は「及び」「並びに」「又は」「若しくは」の4語を除いてひらがなで書く。 | 連接詞除「及び」「並びに」「又は」「若しくは」4語外,其餘以平假名書寫。 |
★ 重要ポイント / 重要注意事項
漢字で書く接続詞は4語だけ:「及び」「並びに」「又は」「若しくは」
以漢字書寫之連接詞僅4語:「及び」「並びに」「又は」「若しくは」
2-2 常用漢字表の位置づけ
2-2 常用漢字表之定位
平成22年(2010年)内閣告示第2号として告示。2136字が収録されている。「法令・公用文書・新聞・放送等における漢字使用の目安」として定められた。法令文中では原則としてこの表に収録された漢字のみを使用する。
平成22年(2010年)以内閣告示第2號形式發布。共收錄2136字。作為「法令・公文書・報紙・廣播等中使用漢字之標準」所規定。法令文中原則上僅使用此表所列之漢字。
2-3 法令における表記の実例
2-3 法令中之表記實例
| 分類 | 日本語:表記ルールと例 | 中文:說明及例句 |
|---|---|---|
| 漢字で書く副詞 | 「既に(すでに)」「直ちに(ただちに)」「再び(ふたたび)」「速やかに(すみやかに)」など。 | 以漢字書寫之副詞:「既に」「直ちに」「再び」「速やかに」等。 |
| 漢字で書く連体詞 | 「当該(とうがい)」「同(どう)」「本(ほん)」「各(かく)」など。 | 以漢字書寫之連體詞:「当該」「同」「本」「各」等。 |
| ひらがなで書く接続詞 | 「しかし」「ただし」「また」「なお」など(「及び」「並びに」「又は」「若しくは」の4語は漢字)。 | 以平假名書寫之連接詞:「しかし」「ただし」「また」「なお」等(「及び」等4語為漢字)。 |
⭐ 第2章まとめ / 第二章總整理
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