台湾留学のヒント 台湾の奨学金
台湾の奨学金
はじめに
今日は、台湾の奨学金について紹介します。
どうしても海外に留学するには、お金が必要になります。そのためできることなら、奨学金を獲得したいと思います。
また、奨学金を獲得できるということは台湾では優秀な学生でもあるいうアピールにもなりますので、今後台湾で活躍していこうと考えている方は是非奨学金を申請してみてください。
台湾の奨学金
台湾の奨学金には主に3種類あります。
台湾の奨学金
- 1.台湾教育部奨学金、華語文奨学金
- 2.大学自身の奨学金
- 3.私的奨学金
台湾教育部奨学金、華語文奨学金
1つ目の台湾教育部奨学金、華語文奨学金は、いわゆる国費留学と言われるものになります。
教育部は日本の文部科学省に相当します。
「台湾教育部奨学金」と「華語文(中国語)奨学金」の違いは台湾教育部奨学金(大学及び大学院進学者向け)、華語文奨学金(語学学校での中国語学習者向け)のものになります。
支給期間及び支給額:
台湾教育部奨学金 大学:4年以内、修士:2年以内、博士:4年以内
- 大学 4年以内 学費・雑費:40000 台湾ドル以内/学期
- 生活費:15000台湾ドル/月
- 修士課程 2年以内 学費・雑費:40000台湾ドル以内/学期
- 生活費:20000台湾ドル/月
- 博士課程 4年以内 学費・雑費:40000台湾ドル以内/学期
- 生活費:20000台湾ドル/月
ちなみに、修士号に進学した際に台湾教育部奨学金をもらって、博士課程でももらうことも可能です。ただしその場合の支給期間は博士課程は3年以内になります。
華語文奨学金
- 大学付属の中国語センター 2ヵ月~1年 25000台湾ドル/月
提出書類等は変わることもあるので毎年必ずチェックしてください。ちなみに私のときも去年と同じだろうと思い準備していたところ提出書類が変更になって改めて準備したことがあります。
大学自身の奨学金
2つ目の大学自身の奨学金は文字のままですが、大学自身若しくは各学部、学科で提供している奨学金で日本人(外国人)の方も申請可能です。
入試のときに同時に申し込むものもあります。私自身も大学院は、大学自身の奨学金を獲得していました。
毎月生活費が貰えるものや、学費が免除になるものなど様々なものがあります。ぜひ一度大学に確認してみてください。
私的奨学金
3の私的奨学金は台湾の企業、協会等が提供している奨学金です。
有名なものとしては、台湾のロータリークラブが日本人の台湾での援助する目的で、提供してくれている「財團法人中華扶輪教育基金會」の奨学金があります。
その他にも、学部によってはその学部を卒業した先輩が起業した会社や、自身が社長を務める会社が提供してくれている奨学金もあります。
おわりに
以上奨学金の簡単な紹介でした。
ちなみに私は台湾の修士時代は大学自身の奨学金、博士課程は台湾教育部奨学金です。少しでも台湾への進学を希望している方の力になれれば幸いです。
注意事項
内容は記事投稿時のものになります。
当ウェブサイトに掲載されている情報のご利用にあたり生じた損害、トラブルにつきまして、一切の責任を負いません。ご自身でご確認のほどよろしくお願いいたします。
状況により答えが異なることもあるため、最新情報等はご自身でご確認していただきますようお願い申し上げます。