台湾体外受精助成金概要
台湾体外受精助成金概要
はじめに
2021年7月1日より、体外授精の助成金の対象範囲が拡大されました。
体外受精新旧比較 | 2021年新制度 | 2021年以前の旧制度 |
助成資格 | 45歳未満の不妊夫婦 | 低所得世帯の不妊夫婦 |
助成回数 | 毎1子につき6回 | 1年1回 |
助成限度額 | 初回申請10万新台湾ドル | 毎年最高15万新台湾ドル |
特定人工生殖機構数 | 93 | 20 |
申請方法 | 人工生殖機構が申請 オンライン審査 | 各自で申請 |
体外受精新旧比較(2021年現在)
助成資格
夫婦の一方が台湾国籍を有しており、女性が45歳未満であること
不妊症の診断証明書を有すること
第一子を出産後、第二子妊娠のための人工生殖も適用範囲内
助成限度額
中低所得家庭は、毎回最高15万新台湾ドル
一般家庭は、初回申請最高10万台湾ドル、2回目以降最高6万台湾ドル並びに各範囲の治療に応じて異なる助成額
(実際の治療費が最高補助額に達していない場合は、当該治療に実際の治療費に基づき支払われます)
助成回数上限
女性の年齢が、39歳以下(39歳を含む)で体外受精をし出産するまでに最大で6回まで助成申請可能
女性の年齢が40歳以上(40歳を含む)から44歳(44歳を含む)以下の場合、最大で3回まで助成申請可能
補助申請方法
夫婦ともに台湾衛生部国民健康署(中国語:衛生福利部國民健康署)特約の人工生殖機構にて治療行為を受け、医療機関を通じてオンラインで申請する。
申請後、助成資格を獲得した場合は、助成資格獲得後1年以内に治療行為を行い医療行為終了後6ヵ月以内にオンラインにて人工生殖機構にてかかった治療費用を申請する。
その後、国民健康署が人工生殖機構送付の治療行為項目を審査し、問題なければ指定口座に振込まれる。
台湾衛生部国民健康署の特約人工生殖機構はこちらから
申請方法に関して詳しくはこちらから
助成金適用外事項
人工受精(AIH)
冷凍保存費及び解凍再度冷凍費
人工生殖機構の処方箋をもって薬局で購入した排卵誘発剤またはプロゲステロンの費用
35歳以下の女性に2個以上(2個を含む)、36歳以上44歳の女性に3個以上(3個を含む)の胚移植費
助成申請前の治療費用または1年を超える治療費
特定の健康要因により胚移植ができない者以外の卵子凍結治療費。
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