台湾 口座開設手続き
台湾 口座開設手続き
はじめに
台湾に留学すると口座を開設する必要が出てくると思います。
ここでは、台湾での口座開設の手続きを紹介します。
台湾郵便局 口座開設手続き
大学によっては、銀行ではなく郵便局の口座が必要な場合もあると思います。日本と同様で、郵便局は銀行と少し異なることがありますので、注意してください。また近年は、デジタル口座(中国語:數位帳戶)もありますが、ここでは一般の口座の開設の方法を説明します。
まずは、最寄りの郵便局に行ってください。ただし学生で大学内に郵便局がある場合は大学内の郵便局へいって口座開設を申請してください。例えば台湾大学の学生の場合は、台湾大学内に郵便局がありますので、そこで申請可能です。
郵便局で、番号札を取った後、自分の番号を来るのを待ちます。その後窓口で、口座開設をしたいのですが、と伝えればOKです。
(中国語:不好意思,我想開戶。)
例えば台湾大学の学生の場合は、台湾大学内に郵便局がありますので、そこで申請可能です。
多くの大学における奨学金の振込み先や、台湾の育児手当振込み先等は、郵便局になりますので、口座開設していても損はないと思います。
(ちなみに私は、台湾の銀行と比べると郵便局は使い勝手が悪いのでメインは銀行にしています。)
目次
口座開設必要書類
- 居留証(居留證)
- 第二身分証明証(パスポートまたは台湾の保険証、免許証等)
- 印鑑(フルネーム)
- 100元新台幣(口座開設時に最低入金額として必要です)
印鑑は日本の印鑑(名字のみ)ではなく、フルネームの印鑑が必要になります。台湾で製作するのが早いと思います(大抵の場合その場で作ってもらえます)。
代理人による口座開設申請は不可。
居留証を所有していない者は、パスポート及び統一番号「中華民國統一證號基資表」及び印鑑が必要。
キャッシュカード
口座開設をすると、その場で通帳を作ってもらえます。
ただし、キャッシュカードは申請から5営業日後、居留証、通帳及び口座開設時に使用した印鑑を口座開設した郵便局に持参し受け取ります。
通帳のみでも勿論、入金出金等可能ですが、ATMを使用することがほとんどだと思うので、是非キャッシュカードも口座開設と同時に申し込んでおいてください。
台湾銀行 口座開設手続き
台湾で会社勤めの方は、会社で指定されている銀行(給与振込口座)があると思いますので、投資や、クレジットカードの優待などが必要な方を除き、特にそれ以外の口座を開設する必要はないと思います。
学生では、自分の好きな銀行で口座を開設するのがいいと思います。
銀行口座開設に関し、各銀行において、必要書類が異なるため、事前に行く銀行の各支店(各支店の担当者によっても言うことが異なるため)に電話をして直接確認をすることをおすすめします。
また、その際に電話担当した者の名前を聞いておくこと(人によって言うことが変わるため)もおすすめします。
台湾の主な銀行
台湾の主な銀行は以下のとおりです。
- 臺灣銀行(國銀)
- 合作金庫商業銀行(國銀)
- 臺灣土地銀行(國銀)
- 第一商業銀行(國銀)
- 兆豐國際商業銀行(國銀)
- 華南商業銀行(國銀)
- 台北富邦商業銀行
- 國泰世華商業銀行
- 中國信託商業銀行
國銀とは以前、中華民国が直接的または間接的に、株を保有していた銀行のことです(現在は国営化から民営化されています)。
私のおすすめは、
臺灣銀行
國泰世華商業銀行
中國信託商業銀行
です。
臺灣銀行
臺灣銀行は國銀のなかでも最大級であったため、現在でも安定しています。そのため、1つあれば安心です。また、ネットバンキングも使い勝手がいいです。
ただし、外貨両替のレートはあまり良くありません。また、ATMの数もかなり少ないです。
國泰世華商業銀行
台湾北部に住む人にとっては、地下鉄の各駅に國泰世華商業銀行のATMがあるため、非常に便利です。
宣伝の電話が多くかかってきます(ローンしませんか等)。
中國信託商業銀行
台湾のセブンイレブンと提携しており、セブンイレブンには必ず中國信託商業銀行のATMがあるため、非常に便利です。また、外貨両替のレートは結構よく、ネットバンキングも便利です。また、Lineと提携しており、Lineのデビットカード、クレジットカードを作成可能です。
外国人の方もLineのデビットカードを作成でき、ポイントが結構たまります。
クレジットカードの優待が他の銀行に比べるとあまりない。
口座開設
各銀行よって異なりますが基本的には以下のとおりです。
必要書類:
- パスポート
- 居留証
- 住所を証明することができるもの(部屋の契約書、電気ガス電話の請求書等)
- 新台幣1,000元(口座開設時の最低振込金額)
居留証を所有していないものはパスポート、統一番号(統一證號基本資料表)及び住所を証明することができるもの(部屋の契約書、電気ガス電話の請求書等)
ネットバンキングを使用する方は一緒に申請することをおすすめします。
また、日本円を台湾の銀行に預金しておく場合は、海外預金口座も一緒に開設しましょう
キャッシュカード
台湾の銀行でも、日本と同様にキャッシュカードが作れます。外国人のため、クレジットカードは安定の収入がある等少し厳しい基準が必要になります。
しかし、キャッシュカードにはデビットカードの機能がついているものが多いため、少なくともネット等の買い物で使用することができます。
クレジットカードと聯名卡(銀行提携カード)
外国人がクレジットカードを作成する場合、台湾の企業に勤めていて給与振込がされている銀行で作成すると比較的容易に作成できます。
またそれ以外でも、預金の程度や定期的な振込みがあるなどによって、クレジットカードを作ることができる場合もあります。各銀行に聞いてみましょう。
聯名卡はクレジットカードと特定の企業とのコラボクレジットカードであるため、外国人は作れないことがあります。そのため、注意が必要です。
例えば、ネット通販のmomoやPC homeを頻繁に使用する場合や、特定の百貨店やスーパーを利用する場合、聯名卡を作成すると、駐車時間やポイント倍増などの優待をうけることができます。
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