台湾のATM事情?

台湾のATM事情?

 

ATMに営業時間があることは、日本人なら誰でも知っていると思います。

しかし台湾において、ATMに営業時間があるという意味は伝わりません。

なぜか?理由は簡単で、時間に関わらず無料だからです。

今回は、そんな日本と近くて遠い台湾のATM事情をお伝えします。



台湾のATM設置場所

台湾のATMは、日本と同様に銀行、駅構内、コンビニ等、様々な箇所に設置されています。

例えば、

台北の地下鉄は、すべて「國泰世華商業銀行」のATM。
台湾のセブンイレブンでは、コンビニ銀行ではなく、すべて「中國信託商業銀行」のATMになっています。

留学会社の口座開設サポート等でよく、「第一商業銀行」や「臺灣銀行」をすすめられるのですが、いわゆる「公股銀行(国が株式を所有している)」であり、競争力に欠け、あまり顧客に優しいサービスになっていないものも多く、さらにATMも少ないため、私の経験上、問題があったときの態度が「中國信託商業銀行」とはくらべものにならなので、個人的には「中國信託商業銀行」をおすすめします。


また「中國信託商業銀行」は、ネット銀行の画面もわかりやすく、ユーザビリティが高く、海外からの送金も、外貨預金口座を作っておけば、日本円のままネット送金でき便利です。基本3日から5日で送金できます。



台湾のATMでできること

基本日本と同様です。しかし、日本のATMでは小銭を投入できるATMもありますが、台湾では小銭を投入できるATMは非常に少ないのが現状です。また引出しのみのATMもあります。

そして、引出しはできても1000元のみで100元を引き出せない(振込みは可能)も多いです。



台湾ATMの手数料

台湾のATMにおいて、

自行あての振込みは基本無料です。

つまり、自分の所有する銀行カードを自分が所有するカードの銀行ATMに挿入し、自分の口座に振込む場合は、時間・金額に関わらず無料です。

また、自分の所有する銀行カードを自分が所有するカードの銀行ATMに挿入し、同じ銀行の他人の口座に振り込む場合も無料です。

以下のようになります。


中華商業銀行のキャッシュカード使用 → 中華商業銀行ATMで自分の中華商業銀行の口座に振込む = 時間・金額に関わらず原則無料

中華商業銀行のキャッシュカード使用 → 中華商業銀行ATMで他人の中華商業銀行の口座に振込む = 時間・金額に関わらず原則無料



他行への振込は基本15元(日本円で約59円)(1台湾ドル3.9円で計算)

POINT

ただし、毎日500元以下なら1回まで無料です。なので少額利用の方には、オススメです。



その他:台湾のネット銀行

台湾のネット銀行ですが、台湾では、楽天やLineのネット専用銀行もあるのですが、主流はやはり自分の使用する銀行のネット銀行の使用になります。

ネット銀行では、ATMより手数料が安いだけでなく、私のように引きこもり体質には欠かせない存在です。

そして、当然、同じ銀行であれば自身の口座から他人の口座への振込は無料です。
また毎日500元以下なら他銀行への振込も無料です。


以上になります。

日本よりもかなり便利で、利子も多くつくので、台湾に留学する方、滞在する方は是非台湾の銀行を使用しましょう。