台湾の人気高額配当ETF?
台湾の人気高額配当ETF?
はじめに
台湾でも近年は、ETFが人気になっています。もともと、台湾は投資が好きな国民性なので、注目を集めています。 台湾には、成立時期が比較的浅いETFも多く存在します。そこで今回は、台湾企業に投資する台湾ETFのなかでも、2022年現時点での人気の高額配当ETFを3つご紹介したいと思います。
元大高股息(0056) (2022年03月31日現在)
1株 33.63新台湾ドル(約143円)
最低購入額 33,630新台湾ドル(1000株×33.63=33,630新台湾ドル)(約143,111円)
直近分配金: 1.8新台湾ドル(2021年11月)(年1回)
成立時期:2007年12月13日
資産規模:799億新台湾ドル(約3400億円)
経費率:0.3%
信託報酬:0.035%
主な投資先:
長榮(7.67%)亞泥(4.60%)聯強(4.51%)中鋼(4.47%)華碩(4.29%)聯詠(4.28%)光寶科(4.14%)廣達(3.97%)友達(3.92%)仁寶(3.88%)
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國泰台灣5G+(00881) (2022年03月31日現在)
1株 16.81新台湾ドル(約71円)
最低購入額 16,810新台湾ドル(1000株×16.81=16,810新台湾ドル)(約71313円)
直近分配金: 0.54新台湾ドル(2021年07月) 0.59新台湾ドル(2021年12月)(年2回)
成立時期:2020年12月01日
資産規模:349億台湾ドル(約1480億円)
経費率;0.4%
信託報酬:0.035%
主な投資先:
台積電(29.83 %) 聯發科(11.63 %) 鴻海(11.37 %) 聯電(5.36 %) 台達電(4.86 %)
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中信關鍵半導體(00891) (2022年03月31日現在)
1株 14.91新台湾ドル(約63円)
最低購入額 14,910新台湾ドル(1000株×14.91=14,910新台湾ドル)
直近分配金: 0.29新台湾ドル(2022年01月)(毎3ヶ月)
成立時期:2021年05月20日
資産規模:70億台湾ドル(約296.億円)
経費率:0.4%
信託報酬:0.035%
投資先企業:
台積電(20.06%)聯發科(18.22%)聯電(11.00%)日月光投控(6.07%)矽力(5.08)
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おわりに
日本では、あまり知られていない台湾のETFですが、面白いのものもいっぱいあります。
台湾のETFは最低購入がほぼ1000株からとなっています。また高額配当の投資先は、多くがパソコン関係、半導体等のメーカーになっています。これもまた台湾の産業構造を表していると思います。
また、新規設立のETFも多くあるとともに廃止になっているものも多くあります。
台湾のETFは、他にもたくさん種類がありますので、興味のある人は、自分でぜひ見てみてください。