台湾とSIMフリースマホ?

台湾とSIMフリースマホ?

 

今回は、台湾を知らない人向けに台湾とSIMフリースマホについて紹介します。台湾の携帯会社のスマホは、日本とは全く異なります。

正確にいうと、日本のみがガラパゴス化と言われるように独自であり、日本以外の他の大多数はほぼ同様のシステムを採用しています。そして、台湾も他の大多数と同じシステムを採用しています。台湾の便利さになれると、日本の不便さにびっくりすることになります。

まず、台湾の携帯会社ですが主に3社あります。昔は5社ありましたが合併、買収等により現在も名前は残っていますが、大きくはこの3社に属しています。

1つ目は、中華電信で日本で言うNTTに相当します。

2つ目は、台灣大哥大 、3つ目は遠傳電信で、日本で言うauやソフトバンクに相当します。

基本的に料金等の差はありますが、日本の携帯会社が提供しているdペイやPayPayのようなキャッシュレスサービスや家族割等もそんなに無いため、自分の好きな料金プランに合わせて会社を選べば大丈夫です。

もちろん、各携帯会社の料金プランには縛りがあるものもあります。多くは12ヶ月または24ヶ月(学生プランは30ヶ月)等になっています。縛りがあるものは、もちろん料金が割安になったり、KKBOXが無料で使い放題などの付帯サービスがあります。また、縛りの料金プランと同時に新規スマホを購入すると割安でスマホを購入できるプランもあります。

ただ、最近は縛りの料金プランでスマホ購入してもスマホ自身が高額になっていることもあり、そこまで割引にならないため、縛りの料金プランのみの人も多くいます。余談ですが私は、以前は588新台湾ドルで4G使い放題プラン(毎5分電話かけ放題)の縛り料金プラン、今は599新台湾ドルで5G24ギガバイト、24ギガバイト以上の使用は速度制限(毎5分電話かけ放題)の縛りなし料金プランです。

スマホに関してですが、日本でキャリアで購入するとSIMロックを解除する必要がありますが、台湾はありません。その理由は、台湾で販売されているすべてのスマホがSIMフリースマホだからです。なので12ヶ月や24ヶ月の縛りがあってもスマホは自由に変えることが出来ます。そのため、誕生日や父の日等にスマホを送ることもよくあります。

また、プランの変更は日本と同様ネットでできるほか、電話でも可能です。なので直接自分の今の状況や自分のパートナーの料金契約プランの状況を伝えて一番いいプランを直接聞くのもいいかもしれません。

日本ではSIMフリースマホは、ビックカメラやSIMフリー販売専用サイト、スマホメーカー自身のホームページから購入する必要がありますが、台湾では、ネットショップ、通訊行(独自携帯ショップ)で購入するのが安くて手軽です。

ネットショップは、台湾で大手で有名なPC homemomoなどで割引キャンペーン等があるときにスマホのみを購入し、自分の契約している携帯会社のSIMカードを差し込めばOKです。これらのネットショップで販売されているものは正規品ですので安心してください。

通訊行(独自携帯ショップ)は、各地方でチェーン店のものも多くあり、台北では傑昇通信地標網通が有名です。お財布携帯等の日本独自の昨日はついていませんが、日本の同じ機種のスマホがびっくりするくらい安く買えるので、今まで日本でなんでこんな高い値段で買っていたんだろうと思うと思います。

また、スマホの修理に関してですが、台湾では非正規店で修理すると保証対象外にはなってしまいますが、街頭に多くのスマホ修理屋さんがあります。アップル製品、アンドロイド製品の両方ともその場ですぐに修理可能です。信用できる腕のいい修理屋さんを見つけておけば安心です。

台湾ではスマホはすべてSIMフリーなので安心して購入できます。そして縛り契約中にスマホが故障してもネット等で新しいスマホを購入しやすく、修理も会社帰りに修理屋に持って行くことも出来ますので、とても便利です。

ちなみに私は、SIMフリーの携帯を通訊行で購入して中華電信のSIMカードを差し込んで使っています。