台湾 車の車検
台湾 車の車検
車検場の種類
台湾で車の車検をする場合、ディーラーの整備工場でする方法と、自分で車検場にもっていく2つの方法があります。
車検場には、政府の監理所(日本の運輸局に相当)と政府が委託している民間の車検場があります。
家の近くに監理所がある場合は、監理所で車検をしてもいいですが、すべての監理所で車検を行っているわけではないので注意が必要です。
家の近くに監理所がない場合は、民間の車検場で車検を行いましょう。
政府が委託している民間の車検場リスト
https://www.mvdis.gov.tw/m3-emv-mk3/agent/webAgentFactory?method=pagination#
一般乗用車車検必要年数
日本と同様、年数によって変化します。以下のとおりです。
新車5年未満は不要
5年以上10年未満は毎年1回
10年以上は毎年2回
車検の流れ
車検場では、窓口で車検の費用の支払いが必要になります。
多くの場合、車を降りて窓口で費用を支払い、問題なければ、車検場の方が車を運転して車検をしてくれます(政府の監理所は自分で運転する必要があります)。
車検には、行車執照(車の登記場所、製造年等の記載があるカード)を持参しなければなりません。車検が完了するとこのカードのうらに車検日が記載されます。カードの記載欄がいっぱいになった場合は、新しい紙が貼られます(カードの交換は不要)。
また他に、注意するべきこととして車の強制保険(自賠責保険)に加入していることが必要になります。そして、この強制保険は、期限が30日未満である場合も車検不可ですので期間が30日未満である場合には、先に強制保険を更新する必要があります。ちなみに車検場の窓口でも更新は可能です。
昔は、強制保険の加入書を提出する必要がありましたが、多くの保険会社がネット加入になったことに伴い電子化されましたので(2018年10月より)、今は窓口の人が勝手に調べてくれます。そのため強制保険の加入書の提出は不要です。
車検に必要なもの
行車執照
強制保険に加入(30日以上の期間があること)していること
費用
一般乗用車:450新台湾ドル
10年以上の一般乗用車は1回目450新台湾ドル、2回目3000新台湾ドル(毎年で2回車検が必要なため)
必要時間
30分(混んでなければもう少し早くできます)
車検が完了すると、そのまま運転して帰ります。
再検査
車検で修理する箇所がある場合(再検査)には、自分のいつも行っている整備工場へ行き(自分のいつも行っている整備工場がない場合は、車検場に併設されていることが多いのでそこで行うか、車検場の人にオススメの整備工場を聞けば教えてくれます)。
再検査は、7日以内であれば無料(1回)、8日目から費用が必要になります。
8日目からの費用
一般乗用車:450新台湾ドル
10年以上の一般乗用車は1回目450新台湾ドル、2回目3000新台湾ドル(毎年で2回車検が必要なため)
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